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何が売れるか、どのように売るかなど、中国ならではの市場特性に合わせた戦略や活動が必要です。
多くの日本企業には中国市場を理解できたつもりで一歩踏み出したものの、本当は理解不足で結局は
いき詰まるという例が多々見られます。
その原因は正しい市場情報の収集力がないままに、自己流判断によって市場参入したために、様々な
問題に対する経営判断のミスを発生させているからです。
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●中国ビジネスと人脈
中国でビジネスをするには確かで強力な「人脈をもつ」ことにかかっていると言っても過言
ではありません。中国ビジネスでは人間関係が日本以上に重視されます。そのため誰かに
恩恵を受けたなら、必ずそれを何らかの形で返すということが絶対に必要です。
そうすることで多くの人々との出会いが促進され、良い人脈を構築することが出来ます。
「中国人は一度仲良くなると家族のようになる」ところがあります。
それが中国の良さであり、それを活かすことが中国で成功するポイントです。
●中国ビジネス慣習、「郷に入っては郷に従う」
ビジネスの仕組みや慣習が出来上がっている日本なら、人材や計画がしっかりしていれば
ある程度の成果が期待されますが、中国ではその仕組みや慣習の違いが大きいので中々
に難しいのです。また、日本でも様々な地域特性がありますが、広大な中国においてはその
違いようは想像以上に大きいものです。ことビジネスにおいても同様ですので、地域特性を
念頭にビジネス戦略を立てることも重要ポイントです。
すなわち「郷に入っては郷に従う」ということです。
●中国に進出する際には全くのゼロの状態から会社を起こすくらいの気持ちを持つ
中国で成功している企業は、ダメだったらどうすれば良いのかということを徹底的にやって
いる企業です。その努力が文化の差を埋めるのだと思われます
●中国側とWIN−WINの関係を築く
日本企業が中国市場に進出する場合には、中国社会にいかに貢献できるかを訴求しなけ
ればなりません。自社だけの利益追求であれば、中国政府、中国企業を味方につけること
はできません。少なくとも、中国側とWIN−WINの関係を築かない限り中国ビジネスを成功させ
るのは困難です。
●政府機関や大学との連携
中国に進出する多くの日本企業は、政府機関とのコミュニケーションが不足しています。
日本ではビジネスと政府は、許認可事業等を除けば関る必要はなく、多くの日本人経営者
は、政治には関りたくないと考えている。しかし中国の社会体制は、政府とビジネスは一体
のものであり、中国でビジネスする限り、政府機関と無関係というわけにはいきません。
というよりも、政府機関の支援がなければ、中国国内でビジネスを展開するのは困難といえます。
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●日本人が理解できないビジネススタイル
中国でビジネス展開するうえで重要ポイントの一つが、優良な現地パートナーとの提携協力
です。現地企業や現地パートナーの選択ミスや手順間違いから様々な問題が生じます。
それらに振り回されることで後の対応が大変になり、結局は失敗に終るケースもよく聞かれます。
●解らないから自己流でやってしまう
中国人脈の本当の意味が解らなければ、ビジネス参入の方法や考え方、ルールの違いも
理解できません。そのため多くの日本企業は中国ビジネスの重要ポイントを自己流で進め
てしまいがちです。そして実際の事業展開において、正しい判断や対応が出来ずに問題が
蓄積されていき、ひいては成果に繋がらないのです。
●中国人を知らなすぎる日本人
中国は進出して数年で大きな利益が上がるような国ではありません。
また、中国では人脈や中国人との関係構築が上手くならないと成功できません。
しかしその人脈や関係構築というものはすぐに出来るものではなく、失敗する多くの企業が
実現できない事の一つが人脈づくりです。
●明確な方針を持たず海外(中国)進出
外国でビジネスするとき「すべてを理解してから」というのは無理だと考えましょう。
中国は日本とは違う国ですので、すべて理解することはできません。従って現地に信頼できる
パートナーがどうしても必要になります。そのためには信頼できる中国進出の専門家の力が
必要です。 専門家の正しい情報に基づいて明確な事業方針を策定し、組むべきパートナー
を探します。いずれにせよ日本のやり方そのままでは中国で成功できないと考えるべきです。
●中国人を上手く使えない。任せられない。
失敗する日本企業の多くは日本人が陣頭指揮をとってビジネスを展開する例が多いです。
やはり、中国のことは中国人が一番よく知っています。中国人も日本人のやり方には
ついていけないという事もあります。日本人はどうしても中国人のことを信用できない
ようで、何でも自分の思った通りにやりたがります。そして失敗するのです。
日本に限らず中国で成功する企業は信用出来る中国人に任せるということをしています。
●日本での成功体験を捨てることが出来ない
日本での成功体験が強い企業ほど中国で失敗します。その理由は中国は日本とは違う
国であること。日本のやり方は中国では成功出来ないと考えた方が良い。
もし、今のやり方でやりたいというのであれば日本国内にとどまるべきです。
日本での商品・サービスが中国で上手くいかないことが分かったなら、中国人のニーズ
に合う商品・サービスを開発しなければなりません。
日本企業は、そういう努力が少ないと思われます。
●日本企業はリスクを負わない
日本企業には絶対に損をしない仕組みで事業しようとする姿勢が目立ちます。中国人の事
を知らないからそうなるのでしょうが、ではなぜ知ろうとしないのでしょう?そんなやり方で
ビジネスをする企業が日本も含めたどこの国にあるのだろうか疑問です。
●しょうがないから海外進出する。という意識
日本企業の本音は「できれば日本国内だけで売上と利益を出したい」ということです。
出来ることなら日本で完結したい。海外に出ていかないで会社を存続させたい。
しかし日本市場は今後縮小していくので日本だけでは、この先会社も小さくなるしかない。
だから、しょうがなく海外進出しようということでしょうか。
この意識がなくならない限り多くの日本企業は中国に限らず海外のどの国でも成功は
難しいといえます。
●人材不足
言葉の問題。「欧米には英語が話せる人材を送り込んでも、中国へはまったく言葉のできない
駐在員を行かせたりします。本社は現地に送り込んだ人材を即戦力だとみなし、すぐに業績が
上がるものだと思っています。しかし、中国語ができなければ情報すら吸い上げられませんし、
社員の不正だって見抜けないのです。
現地の言葉に堪能な人材は、よほどの企業でなければ確保されてなく、普通は通訳に任せる
ようです。中国では現地通訳への依存度があまりに高いと、足元をすくわれることも多いのです。
